11日目

raisin2006-09-24


帰国日

この日の朝食には、「ブルガリアの伝統的な朝ごはんのバニチカを作ってあげるわ! 楽しみにしてて、寝坊しないでね!」と言われていたので、うきうきして起きたのだが、当の本人が寝坊して、さらに買い物に行ってみたけれど材料が揃わないからやっぱりやめ、ということになった。日本ならば前日に用意しておくのになあと思うのだが、私はこういうことにぜんぜん腹が立たないのだ。予約時からお願いしてあったとかならば腹も立つだろうが、生来いい加減な私は他人のいい加減さにも腹が立たないらしく、まあそんなときもあるよね、で済ましてしまえる。それに朝食は手作りジャムや自家製蜂蜜などが豊富にそろい、卵料理もあって、実はそれだけでもじゅうぶん美味しく満足なのだ。
ただバニチカの正体がわからないままになったのが名残惜しい...。


朝食後、出発まで朝市に行き、最後の買い物をする。
ルーマニアブルガリアも、パプリカのピクルスがとにかく美味しいので、瓶詰めでもあったら買いたいものだと思っていたのだが、どうやらこれは各家庭で手作りするのがデフォのようで、売っていたとしても業務用かというほど大きなものしかない。私はやめたが、同行者はその大きいのを大事に日本に持ち帰った。ああもういちどブルガリアのピクルスが食べたい。

ソフィアの犬

街角にのんびりと座っていて、ちょと悲しげな眼をしてこちらを見ている。みんな穏やかで攻撃的ではないものの、満ち足りた穏やかさではないのがどこか哀しい。
  

帰国

ホテルで呼んでもらったタクシーは英語はおぼつかないものの、この旅一番の良心的なタクシー。ガイドブックにある平均値よりもお安く行ってくれたし、親切だった。

支出
宿泊費 50.4Eur


エクレア 0.4Lv
スーパー Lv
タクシー1台 7Lv
お土産のミニクッション(空港) 10Lv
ミネラルウォーター(空港) 1.48Lv