4日目 2007.09.20

ヤズド

イラン旅行を計画していたときにはヤズドは行かずともいいと考えていた。しかし来てみると面白い。街は採風塔が林立して独特の景観。沈黙の塔は教科書の写真で見た通りではあったものの、その裾野に広がる葬儀施設の廃墟とあいまってもの寂しい雰囲気がよく出ている。

◆沈黙の塔

http://www.flickr.com/photos/posicca/2823697091/


http://www.flickr.com/photos/posicca/2823696341/


http://www.flickr.com/photos/posicca/2823697933/

◆アミール・チャグマーグのタキイェ

素人の私たちには一見するとモスクの入り口に見えるがそうではない。宗教行事ア−シュラーのときに使用される宗教建築、との説明を受けた。アーシュラーというのはイラン独特のイスラム行事で、詳しくはウィキペディアなどで探してください。
ここも背後にはバザールが広がっている。
ここは上に登れて、ヤズドが一望できる。モスクのドームやミナレットがあちこちにある眺めは、やはり異国ならでは。
http://www.flickr.com/photos/posicca/2823986541/


http://www.flickr.com/photos/posicca/2823975215/


http://www.flickr.com/photos/posicca/2824811486/
この大きなドームは、マスジェデ・ジャーメではないかと思う。

お昼ご飯

ここで食べたお昼ご飯はとても美味しかった。ツアーで連れていかれたので、レストラン名はわかりません、残念。古い民家を改装したレストランで、靴を脱いでくつろいで食べらるのもよかった。中庭に置いてある大きなサモワールも雰囲気満点。

キャラバンサライ

とは隊商宿のこと。砂漠のなかにぽつんとある。ひとつは17世紀頃のもの、もうひとつは15世紀頃のものが並んで建っている。内部を写したのは17世紀頃のもの。人が住み着いていて、中庭には家畜を放しているせいで糞だらけだった。でも本で読んでいたことを実際に目で見ることができて興味深い体験だった。通常のツアーでは多分寄らないのでガイドさんに感謝。
http://www.flickr.com/photos/posicca/2823975983/


http://www.flickr.com/photos/posicca/2823976183/
窪み1カ所に1組が寝たらしい。夜は冷え込むので必需品のストーブ。


夜にイスファハーンに到着。川を越えない場所にあるもののやや中心から外れたホテルで、近代的な内装が素っ気ない。ここでもキングサイズと普通サイズの2ベッドルームで、もちろんキングサイズに寝ましたとも。