3日目 2007.09.19
シーラーズ
◆エラム庭園
詩人の街といわれるシーラーズにある、薔薇が咲き誇る美しい庭園。楽園をあらわす水路に水がふんだんにあり、緑と花が色濃く溢れていて、息苦しいほど。
建物の装飾も手が込んでいて、中もさぞかし見事なのだろうと思われるが、残念ながら内部は公開していない。
ペルセポリス
出発前はここが一番の目的だった。
ペルセポリスへのアプローチ。きれいに整備されている。
いつもならここにアイスクリームの屋台が出ているらしいのだが、ラマダン中なので1軒もなくがっかり。売店らしきところも半分以上閉まっていて、まったく閑散としている。それでもイラン人観光客はいた。
◆パサルガダエ
修復工事中でした。写真はflickrで。
小さな村のモスク
シーラーズからヤズドへ向かう途中に立ち寄ったモスク*1。夕暮れのなか、ぽつぽつと明かりが灯され、人々が三々五々集まってきて、敷物の上に食べ物を広げて、これからラマダンの夜を過ごそうと楽しげに家族団欒している。旅の中でも印象に残った。家族と信仰を大切に、誠実に生きているように見える。
ホテル
中庭があるホテル。いかにもな伝統家屋風の設え。なんと3ベッドの部屋を一人で独占。太っ腹すぎる。
夜涼しくて気持ちいいので、薔薇の咲き誇る中庭で涼む。ツアー同行のご老人方はまったく外に出てこない。もったいない。
左側にあるのが、お祈りのときに使用する1人用絨毯。その上に載っているのが、お祈りのときに額を接するようにして使う石(?)。モスクに行くと、この石が沢山用意されている。自分で持って歩く人もいるし、モスクやホテルのを借りて使う人もいるらしい。
*1:トイレをお借りした。そのトイレが清潔で掃除が行き届いていて、人々の信仰の篤さと、清潔好きの性格に気づいた