1日目 2007.09.17

raisin2008-09-03

出発

13時台発の予定が、1週間前になって15時台に変更されたので、少し遅れるかなと思ってたが、ツアー集合時間の13時に行ってみると、その時点ですでに17時にディレイ、機体は未着。やってくれる、イラン・エアー。幸いなことにミールクーポン1000円分を出してくれるというので、ホットケーキセットなどという蕩尽をして時間をつぶす。


結局出発は20時半である。時刻表からじつに約7時間の遅れ。しかしこれでも先週出発組*1よりも早いというのだから、時刻表などあってなきがごとし、始めから18時出発くらいにしておいて、ちょっと遅れればいいものを。しかも、国内便はさほど遅れないのだからどういうことだ。
経由地インチョン空港に到着すると、空港内の店は全部閉まっている*2。とてもきれいな空港で感心した。こんな空港なら、韓国にも来てみたいものだ。


http://www.flickr.com/photos/posicca/1850202924
世界で同種機体は既に国際線から退いているのにイラン・エアーが唯一使用しつづけている珍しい機体。


韓国からの搭乗客は案に違えて韓国人はほとんどおらず、福岡発の日本人客や、ちょうど韓国でやっていたなにかスポーツのイベント*3の出場選手団が乗り込んできた。この選手団、若い男女なのでどこの学校の生徒かと思うほどに、それはそれはおおはしゃぎだし、頬を染めながら男女の友好を深めていた。この選手団の女性はみんなスカーフをしていたのは公式に派遣されててお目付役がいたからだと思う。というのは、他に日本から帰国したとおぼしきイラン人女性たちは、着陸直前になってスカーフをしだした。
選手団の出迎えで空港は歓迎の嵐、人でごったがえしてて満足に前にも進めない。入国審査を終えたら荷物をひきとる前に整列してフラッシュを浴び、インタビューを受け、花輪攻めにあい、とたいへんなこと。金メダルやら銀メダルやら、たいへんな活躍だったらしい。聞くところによると、ボートの選手とのこと。


そんなこんなでホテルに到着したのがだいたい現地時間午前5時。部屋に入ったのが5時半ころ。これから仮眠して、翌日出発である。
ああエミレーツに乗りたかった。エミレーツにしておけば、乗り換えてもむしろ早く、予定通りに着いたはず。なぜにツアーは不確かな旗艦航空を使うのか。
とはいえ、今回の大番狂わせはこれだけだったので、まあ話の種として忘れよう。ちなみにイラン・エアーのディレイっぷりは常態化しているので、定刻通りに出るなどとは夢にも思わない方がいいようです。とはいえ国際線にあえて遅れて空港に行く勇気もなし...。

*1:寝る時間がなくなって、到着後朝食を食べて寝ずに出発したらしい。恐ろしい。

*2:同じ席なのだが、とにかく全員いったん降ろされる。いちからセキュリティチェックを受けて、再搭乗。

*3:国際的な大きな大会で、日本でもテレビ放送していたし話題になっていたようだったが、生憎スポーツには興味ないのでよくわからない。