8日目

raisin2006-09-21


バスターミナル

ゆっくり起床。
ソフィアから到着したときに降ろされたのは道路脇で、ターミナルの具体的な位置を把握しないまま荷物をごろごろと引いて歩いていく。13時30分発なので、13時に着けば問題なかろうと考えていたのだが、心配性の同行者の催促で12時30分ごろに到着。
ターミナルは予想以上に広く、ソフィアとは違って、バスの運転手ではなくチケット売り場に行ってチケットを買うシステム。ターミナルが広いとはいえ通路は広くなく、人でごったがえしている。
チケットを買いに行くと驚きの事実が判明。なんとブラゴエフグラッド行きのバスは13時発だという。
昨日バス会社に電話して調べてもらったのは7時30分と13時30分。しかし7時と13時のバスしかないと言う。同行者の催促で早めに来てよかった。
バスに乗り込み、時間を待つ。どんどん乗り込んできて、思いのほか満席になる。
ソフィア−プロヴディフが2時間ほどだから、ブラゴエフグラッドまでもせいぜい3時間ほどで着くかと思っていた。しかし大きな間違い。途中停まらずショートカットしていく高速バスではなく、これは路線バスだったのだ!
街街で停まり、買い物客、通学の学生などが乗っては降りていく。満員で途中からは立ち客でぎゅうぎゅう。
元来バスには酔いやすいのだが、予想以上の長時間と人いきれで、だんだん気分が悪くなっていく。しまった、ちゃんと時間を聞いておけばよかった。ソフィアに戻って、翌日1日観光ツアーとかに参加したほうがよかったかも......と後悔し始める。
結局着いたのは17時30分である。ブラゴエフグラッドの教会とかも見ようかと思っていたが、とてもそれどころではない。
ターミナルから市中心部行きのバスに乗り換え、予約していたホテルに到着。バスは地球の歩き方に乗っている系統でほぼ目的地に到着。他の乗客に聞いても親切に教えてくれる。大学のある街のせいか、通行人の若者に英語はよく通じる。
キーをもらって部屋に入り、ドアの開閉が難儀だとか、トイレットペーパーがないとかやっていると、もう6時近いのだった。

ホテル

Alen Mak
1泊50EUR。
古い建物で薄暗く埃っぽくてぎょっとするが、泊まるだけと考えれば問題ない。
清潔なタオルもたっぷりある。トイレットペーパーがなかったのはご愛嬌だが、言ったらあわててフロントの可愛いお姉さんが2つも持ってきてくれた。
フロントのお姉さんが素直で一生懸命で可愛いのでよし。
ブルガリア人宿泊客はそれなりにいた。食堂もあったけれど、営業しているのかわからない薄暗さ。

歩行者天国

街の商店街は歩行者天国になっている。ホテル横の公園を抜けて歩行者天国へ。
ピザ屋、食料品店も多数ある。日用品など、買い物はすべてここでできるらしい。北東へずっと歩いていくと広場に突き当たる。大きな劇場があり、周囲にはカフェなども。街の人々が休日をゆっくり楽しんでいる。
日が暮れても人が大勢いる。田舎町の商店街だが、アジア人があるいてもあからさまな関心は寄せて来ない。観光地の入り口だから馴れているのか。
ここでピザやフルーツ、飲み物などを調達。晩ごはんにする。
ホテルに戻り、バスで疲れたせいもあって、10時には就寝。

支出
両替 40EUR


ネットカフェ 0.2Lv
長距離バス 10Lv
市内バス 0.5Lv
食料 1.7Lv
宿泊費 25Eur